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共有者分割事例1 2次相続で揉めた事案

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共有者分割事例

敷地の一部に建物(居宅)があり、相続人の一人が居住中、隣接する土地にも共有者が建物を建てて居住している。
権利関係は複雑化。 もともと繊維工場だった敷地の広さは約3000㎡、その敷地は複数の筆に分かれているも一段の土地でした。

祖父には二人の息子がいてそれぞれが自宅を建築して居住していた。
工場だった場所は廃業後、更地にしてしばらく放置状態だったが何か有効活用ができないか?との相談でした。
既に2次相続も発生しており、主たる所有者はその持ち分の70%近くを所有するも残りの30%を共有者と分割することができるか?

まず、分割の同意を得る前に、全体での購入者層を提案。
老人介護施設、医院開業用地、マンション用地、戸建分譲用地・・・
様々な意見が出てきましたが、どれもハードルは高く、前に進みませんでした。

まず行ったこと・・・全体での売却をする同意を取り付ける。
売りたくないという方に関しては、その持ち分を分割し有効活用できる提案をする。
結果、測量が必要となり約半年かけて確定測量・合筆・地積更正・越境是正を行いました。

その後、持ち分の交換や分割を経て売却予定地を確定させ売却活動に入りました。
結果、建売分譲業者が現在ある自宅を含めた開発行為を計画していただくことを条件に売買をさせていただくことになりました。

最初の相談から約2年。
共有者様の同意も得られ10件の建売分譲住宅も建築と同時に早期成約。
結果売却しなかった土地については有効活用提案を行い、将来的にはアパート建築、もしくは自宅新築用地として利用できるようになりました。