古くなった実家の2階に父親が生活しており、足腰も弱くなったので、1階の部屋を改装して心地よい空間を提案してほしいとご相談がありました。この費用は息子さんが支払うということだったのですが、父親は相当な不動産を持っており、将来の相続の際には間違いなく相続税が発生する要因があるため、ちょっと知恵を絞ってほしいとのことでした。

• 生前贈与
• 遺言
• 民亊信託

いろいろなご提案がある中、一番早い相続対策は、不動産の売却だという結論に達し、遊休地の売却の依頼をいただきました。とはいっても、「高く売ってほしい」とだけ…

こんな時は、「これくらいの金額で買いたい」というオファーがあります！というスタイルで営業するわけですが、父親は、なかなか首を縦に振っていただけません。ところが、ある時…息子さんが「金は自分が貸すから…」というお話で、リフォームは進んだのです。

結果、息子に借金するのは忍び難いとの理由で、「早く売ってくれ！」ということになったのです。

高齢者の方は、気まぐれな部分もあります。しかし、最後の最後はよく考えて行動に移されます。

家族でよく話し合って出した結論、弊社でもきちんと説明をして応援させていただきました。